DETスコアの採点結果と解説(2009年5月8日の教育セミナー)

2009年5月8日の教育セミナーにおいて、参加者の皆様と採点した10症例のDETスコア採点結果と解説です。採点は、DETスコア開発メンバーであるLina Martins先生が確認の上、提示しております。
DETスコアの「ツールの使用方法」に記載されていること以外に、採点上留意すべき点を以下に説明します。

障害部位範囲

  • 面板の範囲は、皮膚保護材の部位です。周囲にテープがついている製品では、テープ部位は入りません。

領域1:色調変化の採点

  • 色調変化の障害と判断するのは、"面板貼付部以外の皮膚と比較し、色調が異なる部位"です。
  • びらんと組織過形成の部位は、色調変化と判断します。
  • 重症度は、色調変化の部位によって1点と2点がある場合には、2点と評価します。

領域2:びらんの採点

  • 重症度は、皮膚損傷部位の中で最も深い皮膚損傷部位で評価します。ただし、粘膜の皮膚移植は皮膚欠損部位ではないため評価対象となりません。

領域3:組織過形成の採点

  • 組織過形成は、周囲皮膚より突出しているあらゆる組織をさします。例えば、偽上皮腫性肥厚、粘膜移植、潰瘍化した場合の肉芽組織の過形成等が該当します。
  • "痛み"という観察項目があるので、ストーマ患者様に組織過形成部の疼痛の有無を確認する必要があります。

10症例の採点結果と解説

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