ストーマ周囲皮膚障害が発生すると、ストーマ周囲皮膚の痛みやかゆみなどの苦痛が生じるだけでなく、ストーマ装具の装着が困難になり、排泄物が漏れることによって日常生活も脅かすこともあります。また、ストーマ周囲皮膚障害を治すために、ストーマ用品を追加しなければならないことによってストーマ装具費用の増大につながることもあります。
ストーマ保有者の方々がこのような苦痛に苛まれないよう、ストーマケアに携わる医療従事者がストーマ周囲皮膚障害を予防できるケアについて正しい知識や技術をもつことが求められます。
また、ストーマ周囲皮膚障害が発生した場合には、早期に対応し、再発を防ぐには、ケアに携わる医療従事者が常に同じ視点で皮膚障害の状態を評価し、適切なケアを提供することが何よりも優先されます。
「テレナケア® ストーマプロ」は、ストーマ周囲皮膚障害の重症度評価スケール「ABCD-Stoma®ケア」を用いて、誰でも簡単にストーマ保有者のストーマケアができるようサポートする看護支援システムです。
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2018年4月の診療報酬の改定より在宅におけるストーマケアに皮膚・排泄ケア認定看護師が同行して「ABCD-Stoma®ケア」上、ある一定の条件を満たすと「在宅患者訪問看護・指導料」の算定が可能です。ぜひ、「テレナケア®ストーマプロ」を活用ください
2018/04/20掲載
学術教育委員会(オストミー・スキンケア担当)
2015/05/29 掲載