創傷、オストミー、失禁に関わる研究において、ケアの向上ならびに発展に寄与する論文に対して授与することを目的とする。
以下の3種とする。
優秀賞 最も秀でた先駆的な学術論文であり、ケアの向上ならびに発展に貢献が大である学術論文に対して授与される。
若手奨励賞 将来に発展の可能性がある先見性に富む学術論文に対して授与される。原則として筆著者は若手研究者※とする。(※選考年度の4月1日現在39歳以下:H30年5月現在の内規)
症例研究賞 症例研究であり、対象者のQOLへの貢献や、医療専門職の実践の質向上や啓発となるケアの内容が記述されている学術論文に対して授与される。
2024
内藤 亜由美
Longitudinal observational study on postoperative incisions in abdominal digestive surgery using thermography
(腹部消化器外科術後切開創のサーモグラフィによる縦断的観察研究)
(JWOCM学会誌27巻4号,2023)
2024
沖田 翔平
Characteristics of pressure injuries in bedridden older patients at the end of life
(寝たきり高齢者のエンドオブライフ期における褥瘡の特徴)
(JWOCM学会誌27巻3号,2023 )
2024
中村 江衣
自壊創の臭気対策に次亜塩素酸水が有効であった1例
(JWOCM学会誌27巻3号,2023 )
創傷、オストミー、失禁に対するケアの向上ならびに発展を推進するために、日本創傷・オストミー・失禁管理学会は公募に応募した研究者の研究内容や将来性等を選考し、若干名に日本創傷・オストミー・失禁管理学会研究助成金またはアルケア技術・研究助成金を授与する。
申請者は本学会の正会員であること。
申請に伴い入会する場合は、応募締切までに手続きを完了すること。
申請者は過去5年間に本助成を受けていないこと。
*共同研究者はこの限りではない。
1件につき50万円を限度とする。
採択された課題の研究期間は1年間で、翌年度4月末日までとする。
例)2020年度に採択された場合:2021年4月末日まで
研究成果は授与された翌年の本学会学術集会において発表し、研究期間終了後2年以内に本学会誌へ論文を投稿しなければならない。なお、発表に際しては、本研究助成である旨を明記することとする。
所定の申請書に必要事項を記載し、日本創傷・オストミー・失禁管理学会事務局宛に提出する。
応募期間は詳細ページにて確認すること。
選考は本学会選考委員会によって行われ、研究助成の可否および種類・金額は理事会での承認により決定する。
採択の可否は研究助成対象年度4月末日までに申請者に通知する。
研究助成金の使途は、研究活動に必要な旅費交通費、人件費、消耗品費、通信運搬費、印刷製本費などとする。
研究助成金の執行は研究期間内とし、会計等の報告書を期日までに日本創傷・オストミー・失禁管理学会事務局宛に提出すること。
研究助成金の使途、並びに会計等の報告に関しては別途詳細を定めた取り決めを守ること。
〒169-0072
東京都新宿区大久保2丁目4番地12号
新宿ラムダックスビル
(株)春恒社学会事業部内
日本創傷・オストミー・失禁管理学会事務局
TEL:03-5291-6231
FAX:03-5291-2176
E-mail:etwoc@shunkosha.com
2024
前澤 美佳
注射薬の血管外漏出による皮膚傷害のリスク因子の同定 -リスクアセスメントツールの開発に向けた基礎的検討-
2024
松本 智里
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2024
長谷川 陽子
Ⅰ度褥瘡の予後を予測するスキンプロット検査の開発:細菌の影響を受けないポイントオブケアATP検査の信頼性と妥当性
2024
有賀 公亮
白癬菌由来ケラチナーゼが糖尿病患者の創傷治癒過程に及ぼす影響の基礎的検討