論文賞・研究助成

論文賞について
日本創傷・オストミー・失禁管理学会研究助成
ならびに
アルケア技術・研究助成募集要項
論文賞の目的

創傷、オストミー、失禁に関わる研究において、ケアの向上ならびに発展に寄与する論文に対して授与することを目的とする。

論文賞の種類

以下の3種とする。

優秀賞 最も秀でた先駆的な学術論文であり、ケアの向上ならびに発展に貢献が大である学術論文に対して授与される。

若手奨励賞 将来に発展の可能性がある先見性に富む学術論文に対して授与される。原則として筆著者は若手研究者※とする。(※選考年度の4月1日現在39歳以下:H30年5月現在の内規)

症例研究賞 症例研究であり、対象者のQOLへの貢献や、医療専門職の実践の質向上や啓発となるケアの内容が記述されている学術論文に対して授与される。

学術論文優秀賞
受賞一覧
年度

2022

氏名

飯坂 真司、田中 秀子、前田 一之助

受賞研究論文名

車椅子利用高齢者に対する体圧検知センサシートを用いた座圧分布チェックリストの開発
(JWOCM学会誌25巻3号:2021)

学術論文若手奨励賞受賞一覧
年度

2022

氏名

青木 未来、四谷 淳子、上野 栄一

受賞研究論文名

排尿ケアチーム看護師が活動するうえで抱く困難感
(JWOCM学会誌25巻3号:2021)

学術論文症例研究賞一覧
年度

2022

氏名

明石 奈緒子、福田 良嗣、中野 道子、矢部 信成

受賞研究論文名

上行結腸癌の後腹膜穿通から波及した広範囲大腿部ガス壊疽に対する複数の開放創に、陰圧閉鎖療法とシューレース法を併用し治癒しえた1例
(JWOCM学会誌25巻4号:2021)

研究助成の目的

創傷、オストミー、失禁に対するケアの向上ならびに発展を推進するために、日本創傷・オストミー・失禁管理学会は公募に応募した研究者の研究内容や将来性等を選考し、若干名に日本創傷・オストミー・失禁管理学会研究助成金またはアルケア技術・研究助成金を授与する。

募集資格・要件
1

申請者は本学会の正会員であること。
申請に伴い入会する場合は、応募締切までに手続きを完了すること。

2

申請者は過去5年間に本助成を受けていないこと。
*共同研究者はこの限りではない。

研究助成額

1件につき50万円を限度とする。

研究期間および研究成果の報告
1

採択された課題の研究期間は1年間で、翌年度4月末日までとする。
例)2020年度に採択された場合:2021年4月末日まで

2

研究成果は授与された翌年の本学会学術集会において発表し、研究期間終了後2年以内に本学会誌へ論文を投稿しなければならない。なお、発表に際しては、本研究助成である旨を明記することとする。

応募方法
1

所定の申請書に必要事項を記載し、日本創傷・オストミー・失禁管理学会事務局宛に提出する。

2

応募期間は詳細ページにて確認すること。

選考および助成の決定
1

選考は本学会選考委員会によって行われ、研究助成の可否および種類・金額は理事会での承認により決定する。

2

採択の可否は研究助成対象年度4月末日までに申請者に通知する。

研究助成金の執行
1

研究助成金の使途は、研究活動に必要な旅費交通費、人件費、消耗品費、通信運搬費、印刷製本費などとする。

2

研究助成金の執行は研究期間内とし、会計等の報告書を期日までに日本創傷・オストミー・失禁管理学会事務局宛に提出すること。

3

研究助成金の使途、並びに会計等の報告に関しては別途詳細を定めた取り決めを守ること。

問い合わせ先

〒169-0072 
東京都新宿区大久保2丁目4番地12号
新宿ラムダックスビル
(株)春恒社学会事業部内 
日本創傷・オストミー・失禁管理学会事務局
TEL:03-5291-6231 
FAX:03-5291-2176 
E-mail:etwoc@shunkosha.com

研究助成金採択者提出書類

会計報告書

Word PDF

(ダウンロードしてご使用ください)

日本創傷・オストミー・失禁管理学会研究助成採択者一覧
年度

2022

氏名

光田 益士

研究テーマ

脳卒中患者のアドバンストスキンケアモデル構築を目指した陰部洗浄・清拭法の開発:単施設ランダム化非盲検クロスオーバー試験

アルケア技術・研究助成採択者一覧
年度

2022

氏名

新川 みなみ

研究テーマ

体圧・皮膚温連続測定による高精度褥瘡発生リスクアセスメントの開発

年度

2022

氏名

林 美代子

研究テーマ

凸面型面板の形状分類と腹壁に与える影響の可視化に関する研究

年度

2022

氏名

牟田 みや子

研究テーマ

尿失禁のある女性高齢者のセルフエコーによる骨盤底筋訓練を支援するAIを用いた骨盤底筋挙上判定システムの開発